つや姫
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つや姫は平成21年に名前を一般公募して県民投票も行ったが、最終的に知事が選んだ。
はえぬきの命名は失敗だったが、つや姫の命名は女性の受けが良く正解であった。
コメの業界では呼び名は頭文字で呼ぶ事が多い。
コシヒカリは「コシ」
あきたこまちは「こまち」「あきた」
ひとめぼれは「ひとめ」のように
はえぬきは「◯◯」となってしまい
つや姫は「つや」となる。
つや姫を実際に栽培して、つや姫のツヤ・食味も高く病気にも強く、安定して収量を確保でき、
比較的高温にも強い素晴らしい品種である。
また、粒も大きく、どちらかといえば多収穫品種であり
ブランド化を進めるには「特別栽培米」限定として、背景には収穫量を制限し米のタンパク質の上限と栽培窒素成分の上限を定める必要があった思われる。
つや姫の栽培は、当初、担い手農家支援策として一定規模以上の担い手農家を限定した。
ところが農協系統や規模の小さい農家からの批判により農協等による栽培組織も認められるようになった。
また、現在も生産者への配分方法に対し若手担い手から不満の声もある。
当初は販売の主力が農協系統であり、栽培面積の拡大と知名度を高めるために数県に栽培を許可した経緯がある。
現在なら、自県で開発した品種なら他県に配布する事は少ないが
山形県内の生産者からは、県内では生産農家を限定し、他県に栽培を普及させた事に対し不満を抱く農家も多い。
また、国の水田転作とペナルテイーの廃止が行われた現在でも
山形県内では生産調整に参加した生産者でなければ栽培の許可がもらえない。
山形県が開発した優れた品種なら、オープンに栽培でき、県民が主食として安価に食べれる制度にすべきであるとも考えられる。
つや姫 ウィキペディア